本記事では、パワプロからの引退を考えている人に向けて、筆者がパワプロアプリを引退するまで軌跡を紹介したいと思います。

- パワプロアプリ辞めようかな?
- もうオワコンじゃないか?
こういった声を巷で良く聞きますよね。確かに選手能力やイベキャラの性能のインフレが加速してもう限界が来ているとは思います。
本記事ではそんなパワプロアプリを筆者が引退するに至ったまでの経緯を紹介することで、引退を考えている人の一助となればと思います。
また、記事を読むことでパワプロアプリが楽しかった全盛期を懐かしんでいただければ幸いです。

筆者紹介
- パワプロアプリ歴2年
- 無課金ユーザー
- 少し前に引退
筆者の詳細プロフィールは以下のリンクからどうぞ!
筆者の詳細プロフィール
また、パワプロアプリを引退した理由についても記事を書いています。
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筆者のパワプロ歴

パワプロとの出会い
パワプロ98年開幕版
私がパワプロシリーズを始めてプレイしたのはプレイステーションの実況パワフルプロ野球98年開幕版でした。当時はヤクルトスワローズが優勝した翌年だったからか、ヤクルトが滅茶苦茶強く良く使っていました。今は楽天イーグルスの監督をやっている石井一久投手のコントロールが悪かったのが印象に残っています。スワローズファンになったのこの時の体験がきっかけだと思いますね。
パワプロ6(64版)
パワプロシリーズでやりこんだのはパワプロ6です。大学生の頃、部室に置いてあった任天堂64でサクセスを日々繰り返してプレイしていました。するめ大学で全部のチームに勝って選手を作るのが夢で時間を忘れてプレイしていました。
コンシューマゲームの衰退
パワプロシリーズはスマートフォンのパワプロアプリが出るまではゲームボーイや、据え置き型のゲームを中心に展開していました。ゲーム自体の内容は進化していったものの野球自体の人気の低下や、試合時間の長さなどがネックとなりコンシューマでのパワプロは衰退していきました。そんな中リリースされたのがパワプロアプリで現在でも野球ゲームの中ではプロスピと並んで圧倒的な人気を誇っています。
パワプロアプリアプリ歴
基本情報
- プレイ期間:約2年間
- 初期~ブレインマッスルまで
- 支良州水産~戦国高校まで
- 最終チームランク:PE
- 遊び方:無課金ユーザー
- イベキャラ:PSR50×4体
イベキャラBOX
無課金ですが、結構真面目に遊んでいたのでそこそこキャラは揃っていました。
パワプロアプリ引退までの軌跡

黎明期
パワフル高校~SG高校
プレイステーションや64時代からパワプロになじみがあったので、パワプロアプリがリリースされる情報を聞いてすぐにダウンロードした記憶があります。リリース当初はガチャがかなり渋く全然レアなキャラクターを入手できませんでした。そのため、サクセスモードで選手を育成してもオールAはもとより、強いキャラ自体が出来ずSG高校からブレインマッスル高校が出たあたりでいったん辞めてしまいました。
全盛期
復帰
黎明期では一人黙々とパワプロアプリをやっていましたが、友人や先輩が楽しそうにパワプロアプリをやっている姿を見て復帰を決めました。復帰してからは友人とコミュニケーションを取りながらゲームを進めていくことで、どんどんハマりやりこんでいきました。
支良州水産~恵比留高校
個人的にはパワプロアプリの全盛期は支良州~恵比留あたりまでだと思っています。能力値がカンストしないくらいで強い選手が作れる。また、サクセスの仕様も時間がかかり過ぎず、爽快感があるものが多かった印象です。全力学園高校では経験点が爆発する爽快さ、円卓高校では緻密な立ち回り、エビル高校ではタッグフィニッシュがきた時のドキドキ感。どれも楽しかったです。
パワプロアプリYouTuberの存在
全盛期を彩っていた要因の一つにパワプロアプリYouTuberさんの存在も欠かせないと思います。パワプロアプリYouTuberのはしり的なAKIさんや、今では公式大会の解説をしているnemoさん、また二人でパワプロアプリを楽しそうにプレイしていたカズエンドさん。私自身パワプロアプリにのめりこんでプレイできた理由として、YouTubeでの実況プレイや攻略動画と一緒にプレイすることで、友達と一緒にプレイしている感覚を持つことが出来てモチベーションも上がったことも大きかったです。
引退のきっかけ
マントル辺境高校~フリート高校
主要コンテンツのサクセスのゲーム性が複雑化して新規ユーザーがどんどん入りづらくなっていく状況になりつつも、YouTuberさんたちの分かりやすい解説動画でなんとか攻略できていました。マントル辺境高校のサクセスなんて一人で攻略する時代だったら確実に詰んでいたと思います。ただ、ガチで攻略する系のゲーム好きなYouTuberさんたちが全盛の時代となってしまい、ライトユーザーをうまく結んでいたカズエンドさんのようなYouTuberさんは撤退していくようになっていきました。
インフレによるゲーム性の低下
ソーシャルゲームの特性上、課金をしてガチャを引いてもらうことが売上となるため、どんどん強いキャラクターや、強い仕様のストーリーを作っていかないと売上は上がっていきません。この頃からパワプロアプリはこのインフレに直面します。まずは、選手能力のインフレ。選手能力はS(100)までが限界だったのですが、S(100)を突破することでさらに強い選手が作れるようになるイベキャラが数々と登場していきます。そして、この仕様変更によって強い選手を作るためのイベキャラが固定化されていきます。数百体もいるようなイベキャラですが、実際に強い選手を作るためには20キャラの中から6キャラのを選択するといった状態が続いていきます。そうすると、ライトユーザーにとっては特定のキャラクターを持っているか、持っていないかでゲーム性が変わってきてしまう状態となりました。
引退を決意
アンドロメダ~アスレテース高校
インフレが続きキャラが固定化される環境でも楽しんでプレイすることが出来ていました。無課金プレイでイベキャラが揃わないユーザーとしては、キャラがいない環境でいかにやりくりするか?という一種の縛りプレイ的な楽しみ方でプレイを楽しむことが出来ていました。しかし、この頃になると新キャラの登場サイクルも早まり、覚醒システムや同じキャラの別バージョンが乱発されるなど、キャラクター自体もインフレやネタ切れ感が強くなってきました。
戦国高校で引退を決断
戦国高校で引退を決断した理由は至極単純で、一回のサクセスにかかる時間が長すぎるからでした。今までは30分程度で済んでいたサクセス一回の時間が、1時間~2時間くらいかかるようになってしまいました。1回プレイしただけではいい選手が出来ず、何度もプレイして結果を出すという遊び方が定着している中で、このゲーム時間の長さは致命的であり、仕事や子育てとの両立が不可能だと思い引退を決断しました。
カンストによるゲームチェンジ
私が引退した戦国高校の頃になると、インフレが行きつく所まで達してしまい、選手の能力がカンストするようになりました。基礎能力値が全てSで上限を突破し、特殊能力も全部とるような環境となりました。その状況で新たに出てきたシステムが格と集客力でした。全ての能力がカンストしても余った経験点を振れるように、新たなステータスとして出てきたのが格と集客力で、この仕様の出現により査定値と言われる選手のランクはほぼ青天井となりました。これは完全にゲームチェンジしてしまったことを意味します。サクセスでオールSのような強い選手を作ることが楽しくてやっていたパワプロアプリが、なんだかよくわからない数字を上げるゲームとなってしまったように感じたことも引退を決意した大きな要因です。
まとめ

お別れはしたがオワコンではない
- 能力のインフレがきっかけ
- 能力のカンストが決定打
- サクセスの長時間化も助長した
簡単にまとめると上記のような流れで引退を決意した形になります。ただし、私自身の都合もあってパワプロアプリとお別れしただけなので、オワコンだとは思いません。まだまだプレイしているユーザーもいますし、楽しんでいるユーザーもいます。あえて言いますが、サービスが続く限り終わったコンテンツではありません。サービスが続く限り終わらない。それがソーシャルゲームです。ただし、どうやら卒業することは必要なようです。アイドルのように。ゲーム以外でもっと有意義に時間を使いたい。そんな思いをもってブログをはじめました。もし、パワプロアプリをオワコンだと思う人がいるなら、後世の方に道を譲って新しいことを始めてはいかがでしょうか?卒業するときはきっぱり卒業しましょう。大学を卒業してから行く大学の文化祭は地獄ですよ(笑)
パワプロアプリのユーザーの方は来世でまた会いましょう。KONAMIさんもありがとうございました。
ではまた次の記事で。
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