この記事は子供向けのおすすめアニメとして、多様性という観点から機関車トーマスの良い点を紹介します。

悩む人
- 子供に見せるアニメでおすすめは何?
- 子供の頃見たトーマスが怖くてトラウマ
こういった人の悩みを解決します。
結論から書きます。
機関車(きかんしゃ)トーマスはキャラクターに多様性があり、これからの社会を生き抜くための要素がつまっているため、おすすめです。
子供の多様性を育む理由3選
- 世界中を旅してキャラクターが多国籍
- 個性が強いキャラクターが互いを認め合う
- 挑戦と失敗の繰り返しのストーリー
また、現在の子育て世代が子供の時に機関車トーマスを見て顔が怖かったトラウマは、アニメーションが現代風にアップデートされて解消されています。

筆者
30代 1児の父
機関車(きかんしゃ)トーマス基本情報
基本情報
- 原作者:イギリスの牧師 ウィルバート・オードリー
- 1973年に日本で機関車の絵本シリーズとして出版
- 1984年にイギリスでアニメ化
- 1990年に日本でもTVアニメがスタート
- 2020年4月からNHK Eテレで第23シリーズが放送中
現在の機関車(きかんしゃ)トーマスは世界180以上の地域で放送され、55ヵ国以上の言語に訳されている世界で大人気のアニメシリーズです。
特に、2019年の第22シリーズからはトーマスたちがこれまで暮らしてたソドー島を飛び出し、世界各地を旅して各地のキャラクターと冒険していくお話しになっています。

主人公のトーマスは青いボディで働きものですが、すこしおっちょこちょいなところもあってとても魅力的なキャラクターです。
子供の多様性を育む理由3選
子供に見せるのにおすすめな理由として、多様性を育めるという点が挙げられます。
ここでは、その理由を以下の通り3点紹介します。
世界中を旅してキャラクターが多国籍
現在の機関車(きかんしゃ)トーマスは世界中を冒険するストーリーとなっています。
世界中を旅するなかで多国籍な友達と出会い、衝突や理解を繰り返しながら物語が進んでいきます。
ここでは母国イギリス以外の代表的なキャラクターを紹介します。
- ヨンバオ:中国の旅客者専用テンダー蒸気機関車
- アシマ:南インドから来た明るい蒸気機関車
- ニア:ケニア出身の自分の気持ちに素直なタンク機関車
- シェイン:オーストラリアの鉄道で働く蒸気機関車
日本の機関車もヒロやケンジなどがいます。
このようなキャラクターと世界中を旅することで、世界各地の名所や文化に自然と触れることが出来ます。
個性が強いキャラクターが互いを認め合う
個性が強いキャラクターがお互いを認め合う話の展開も魅力的です。
基本的に一般的な日本の幼児アニメと違って、キャラクターに協調性がありません。
それぞれのキャラクターがおれが私がと目立とうとして、その結果ぶつかり合います。そのぶつかり合いはただの自己主張なので、善も悪もありません。
ステレオタイプの日本アニメでは勧善懲悪なストーリー、伝統的な家族構成でのヒエラルキーが多く、自己主張をぶつけ合わない。もしくは、主張に善悪がはっきりしていることが多いです。
ただ、よくよく考えてみると大人でさえ、安定したコミュニティに入らないと自己主張をぶつけ合うのに、子どもの社会では、なおさらぶつかり合うと思います。
そういったリアルの社会で起こっているような問題をアニメで見れるので、より身近なあるあるとして感じることができると思います。
そして、ぶつかり合った結果それぞれを認め合い、また日常に戻っていく様がスッキリとしていて清々しいです。
これからの個人が尊重され、多様性が認められる社会ではより一層こういった自己主張をすることが求められていくと思います。
挑戦と失敗の繰り返しのストーリー
挑戦と失敗の繰り返しのストーリーも面白いです。
社会で生き抜くために必要なトライ&エラーですね。
日本ではまだまだ挑戦者して失敗した人を蔑み、成功した人を妬む文化が根強いですよね。
機関車(きかんしゃ)トーマスのストーリーは挑戦と失敗の繰り返しが多いです。
大体トーマスとその友達のきかんしゃがより役に立ちたいと欲張って、その結果失敗をします。
しかし、欲張って失敗することは悪いことでしょうか?
良いことと悪いことは紙一重で、結果として失敗に終わったから悪いことだってあると思います。
リスクをとって挑戦したしたことが悪いことではなく、失敗したという結果が悪いだけ。
次は失敗しないように工夫することが成長につながると思います。
子どもの頃は挑戦と失敗、トライ&エラーの繰り返しだと思います。
転んでけがしたり、悪さをして親に怒られたり。
善と悪をはじめから決めてしまうのではなく、どんどん挑戦して、どんどん欲張って失敗する。
そういった人間身のあるストーリーが多様性を育むのだと思います。
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