【ポケモンSVシングル-S6構築紹介】チヲチオウインディ<最終1753位>

ライフハック

本記事ではポケモンSVシングル-S6で使用した”パオジアン”をメタった構築チヲチオウインディについて紹介します。

レギュレーションCから解禁された厄災ポケモンの”パオジアン”に悩まされることが多いこのルールで、ある程度安定してパオジアンを対策できた構築となっていますので、同じように頭を悩ませた方の参考になれば幸いです。

ずっくま
ずっくま

筆者紹介

  • SVから参戦の初心者
  • 子育て社会人
  • @zukkuma_blog

スポンサーリンク

使用構築

レンタルID:FVR3J7

構築経緯

S5からレギュレーションCとなり厄災ポケモンが解禁され、S5は1か月パオジアンをどうするか?問題と戦っていたシーズンだった。そうした中で初手のパオジアンと対面して動きに困らない構築を作りたいと思い、コンセプトを固めていった。

では、パオジアンを何が強いか?考えた時、①素早さが高く、上から攻撃を打たれる。②耐久系のポケモンで受けても、つららおとしの怯みで返しの攻撃が発動しない。③タイプ相性の良いポケモンで対面してもテラバーストでの一発落ちを警戒しないといけない。の3点があると考えた。

この3点の強みをに対抗できることを念頭に軸のポケモンを決めた。

まず高種族値のパラドックスポケモンの中から、あまり使われていないマイナーポケモン”テツノワダチ”にスカーフを持たせてボルトチェンジとアイアンヘッドを上から打っていく戦法を試したが、火力不足から裏のポケモンに負荷をかけられなかった。次に思いついたのが、”チヲハウハネ”にスカーフを持たせて上からとんぼ返りを打つ戦法で、この戦法が好感触だったので、スカーフチヲハウハネを軸とした。

そこに有利対面を作った後、相手に負荷がかかる眼鏡サーフゴー、削れたパオジアンを処理できサイクルに強いウインディ、面倒なポケモンを対策できるラムの実カイリュー、ツツミとディンルーに強いチオンジェンを足して大枠が完成。

最後に、ドラゴンの一貫対策で入れていたエナジーハバタクカミがほぼ機能していなかったので、ハバタクカミの型を受けループ対策に割り切り、完成。

コンセプト

・パオジアン対面で上から動けるポケモンを軸に

・パオジアンに引かれても対面操作ができる技を打って有利展開に

・パオジアン以外の4災、環境上位ポケモンにも初手対面である程度対応

選出方法

①相手にパオジアンがいる場合はチヲハウハネ+ウインディ+α

②受けループにはハバタクカミ+サーフゴー+α

その他は、臨機応変

選出率はウインディ、チヲハウハネが第一グループ。

サーフゴー、チオンジェンが第二グループ

カイリュー、ハバタクカミが第三グループ といった選出率。

個体紹介

チヲハウハネ@拘りスカーフ◆ほのお

  • 特性:ブーストエナジー
  • 性格:ようき
  • 努力値:h4 a252 s252
  • 技:とんぼ返り、フレアドライブ、地震、インファイト

 

軸にして良かったMVP。構築時に考えた通りパオジアンに上からとんぼ返りが安定。襷の耐久無振りパオジアンには襷まで削ることでき、後ろのウインディの神速で処理できた。前期から流行していたフェアリーテラス鉢巻パオジアンにも、同様にとんぼからのウインディで処理可能。相手の初手がエナジーハバタクカミの場合はほのおテラスフレドラで大体1発。ドクガやツツミの眼鏡と対面しても、ハネのスカーフが警戒されないため地震やインファイトが通った。ディンルー、チオンジェンにもとんぼが安定。スカーフイーユイは、最初sを最速ドラパルト抜きにしてあまりを耐久に回していた為、同速勝負が発生していたが、sを振り切った結果スカーフイーユイより上を取れることが多く、パオジアンと同様にとんぼからのウインディで安定して処理できた。

テラスタイプは高威力のフレドラをタイプ一致にできる”ほのお”で、良く打たれるムーンフォース、ゴールドラッシュへの耐性にもなった。

ウインディ@拘り鉢巻◆ノーマル

  • 特性:威嚇
  • 性格:いじっぱり
  • 努力値:h172 a252 s84
  • 技:しんそく、フレアドライブ、じゃれつく、アイアンヘッド

努力値配分は、おしんさん構築の個体から拝借。

技は、しんそく、フレドラまでは確定。残り2枠はインファイト or じゃれつく or おにびから、じゃれつく+インファイトを採用していたが、終盤になってフェアリーテラスのディンルーやチオンジェンが重く感じたので、怯みも含めて低速ポケモンをはめられるアイアンヘッドを採用した。また、格闘打点のインファイトはチヲハウハネに任せて、受けだしされることが多かったカイリューへの打点でじゃれつくを重宝した。ハネ+ウインディのタイプ補完も良く本構築の肝になった。

チオンジェン@オボンのみ◆ほのお

  • 特性:わざわいのおふだ
  • 性格:ずぶとい
  • 努力値:h252 b252 c4
  • 技:ギガドレイン、イカサマ、あくの波動、カタストロフィ

努力値配分は物理受けを意識してhbぶっぱ。元々のdの高さから特殊攻撃もある程度受けられる。いろんなポケモンが地震を打ってくる環境なので、地震が全然入らないのはgood。技構成はまもる、みがわり、宿り木といったハメ技は採用せず、あと投げされやすいサーフゴーを意識してあくの波動を搭載。パオジアン、サーフゴー意識でカタストロフィをテラバースト炎に変えていたが、役割対象のディンルーがテラスをしてくると削れなかったのでカタストロフィに戻した。

役割としてはカタストロフィの削りでウインディのしんそくの一貫を作る。ツツミ、ディンルー対策。積み物理アタッカーをイカサマで飛ばす。オボンのみを持たせていることで、セグレイブにもある程度強い。テラバを使わない場合は水テラスでも良いかも。

サーフゴー@拘り眼鏡◆はがね

  • 特性:黄金からだ
  • 性格:ひかえめ
  • 努力値:h4 c252 s252
  • 技:ゴールドラッシュ、10万ボルト、シャドーボール、トリック

前期上位の記事を見ていろんな方が使っていたものをそのまま採用。耐久振りをしている型の人もいたが、ミラーになりやすいのでsは準速にした。チヲハウハネのとんぼでマルスケを削ったカイリューをゴールドラッシュで落とせたり、対面操作でヘイラッシャと対面して負荷をかけていけるので、重宝した。

カイリュー@ラムの実◆ひこう

  • 特性:マルチスケイル
  • 性格:いじっぱり
  • 努力値:h4 s252 s252
  • 技:テラバースト、地震、しんそく、アンコール

よくいるひこうテラバーストカイリュー。あくびループやキノコの胞子をうってくる相手にサーフゴーだけでは心もとなかったので、使用率No.1圧も考え入れた。耐久or素早さは好み次第。ミラーも考え準速に。ここはもっと良い型があった気がする。

ハバタクカミ@たべのこし◆フェアリー

  • 特性:ブーストエナジー
  • 性格:ひかえめ
  • 努力値:h116 b132 c228 d20 s12
  • 技:ムーンフォース、サイコショック、みがわり、めいそう

受けループとキョジオーンに毎回負けていたため、その対策だけの補完枠として採用。無振りキョジオーンのしおづけ、無振りヘイラッシャのゆきなだれを受けてもみがわりが残るようhbを調整。また、ひかえめc振りハピナスの火炎放射もみがわりが残るようd振り。最速90族抜きのs12振り。

ドヒドイデとの対面でみがわり→ハピナス引きに対してサイコショック→卵産みで回復の間にめいそうを積み→悪テラスを切ってきたらムーンフォースで倒す。ちきゅうなげがある可能性を考えて、安易にフェアリーテラスは切らない方がよい。

このハバタクカミで2回くらいあたった受けループを完封できた。

結果/あとがき

最終日夜に104勝 83敗で終了。この後のレート変動で最終1753位でした。

今回は人がつかっていないチヲハウハネ構築で目標達成できたので、記念として初めてちゃんと構築記事を書きました。今後も仕事と子育ての合間を縫って挑戦していきたいので、読んでいただけた方がいれば、Twitterなどでポケモン仲間になっていただけると幸いです。レンタルをもし使っていただけた方がいたら、感想お待ちしております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました